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「欧風菓子エノモト」って?

東急池上線の池上駅をおりて、斜め左前にあります。
平成五年に全面改装し、その年の大田区の商店コンクールで「最優秀賞」を頂きました。
エノモトの入っているビルは、昭和55年に建築されました。
それまでは、木造の3階建で、喫茶室も半地下にありました。
年輩のお客様から、「半地下の喫茶室に良く来ていたんだよ。」と、お声をかけられることも良くあります。

エノモトの歴史を少し・・・。
池上でお店がオープンしたのは、戦後です。
それまでは、蒲田の西口駅前(今はレンガ敷きになっている場所ですね、)だったのですが、
終戦後区画整理が行われた為、立ち退いたと聞いています。お隣さんは「吉田薬局」さんでした。
当時の地図を、城南信用金庫池上支店さんの元支店長さんに見せて頂いたことがあります。
吉田支店長さん、そうです。吉田薬局のご子息様ですね。
「欧風菓子エノモト」は、はじめは「三河屋ベーカリー」といいました。パン屋さんだったのです。
初代社長は、三河(愛知県)出身でした。若い頃に東京に出てきて、パン屋さんで修行させてもらい、その後 蒲田で独立しました。
洋菓子部門・パーラー部門は、2代目社長が学生時代に始めました。昭和30年〜31年頃でしょうか。
当時、初代から「喫茶店をやるなんてとんでもないっ!」と、かなりの反発を受けたようですが・・・、はじめてくれて良かったですね。
昭和63年、パン業界が専門化してきて、昔からのパンに代わり“デニッシュ”などが主流になってきた為、遂にパン部門に幕を下ろさせて頂きました。
いまだに「パンを買いに来ていた・・・」と、おっしゃって下さるお客様がお見えになります。

平成14年6月12日、パーラーの一部を改修いたしました。
まず、禁煙席を大幅に増やし(60%)ました。これに伴い店内換気扇に大型の物を2台設置しました。
壁面を再塗装しました。
喫煙席は、店内の奥にしました。喫煙席の減小に関しまして、数人のお客様からの厳しいご意見も頂戴いたしました。
しかし、タバコの煙の害や、吸わない方(嫌煙家を含め)が増えているのも事実です。
当店では、タバコを吸う方・吸わない方のどちらにもケーキやコーヒーの香りを楽しいんで頂けるよう、
事前に喫煙率を調査した上で実施した次第です。お客様の喫煙率は35%でした。
エノモトの全社員・アルバイトを含めた喫煙率は、16%でした。
平成20年3月1日〜、店内奥の大テーブル(10名席)も禁煙といたします。
禁煙席は、11テーブル+大テーブル(63席)。
喫煙席は、奥の5テーブル(20席)となります。
平成21年3月〜、土日・祝日は店内を禁煙とさせていただきました。

平成15年7月、今までの“メニュー”を大幅に変更しました。
カフェの営業時間も、10:00〜とし、19:00にOrderStopといたしました。
またテーブル数も減らし、ゆとりのある配置に致しました。
「喫茶店」と世間で言われている業態が、売上の減少打開の為に“ランチセット”などの食事物を提供しています。
エノモトでも、この10年来同じ事が行われていました。
しかし、これによって「喫茶店」業界の売上・利益は回復したのでしょうか?
お客様は、この状況に満足して頂いているのでしょうか?
この数年、エノモトは悩み続けて参りました。その結論が、今回の「メニュー変更」です。
食事のアイテムは、今後ますます減らし、デザートを充実させる予定です。
もちろん、これによって迷惑をかけてしまうお客様もいらっしゃると思います。誠に申し訳なく思っております。
しかし、これもまた私たちが商売を続けていくための「道」であると信じて決断いたしました。

お客様の目に見えないことですが、工場はかなり大規模に改修を繰り返しています。
この建物の裏手に、3階建ての工場があるのです。正面からは全く見えません。
当時、パン工場が1階、洋菓子工場が2階でした。
平成9年に、洋菓子工場を1階に移設。設備を一新しました。
オーブンを最新型に替え、冷蔵・冷凍設備を新設・増設しました。
それ以来、毎年のように機械設備を、より高性能な物に新設・増設しています。
これはイタズラにお金をかけるのではなく、製品をよりクリーミーに、よりふんわりと、衛生的に仕上げる為の設備です。
お店の奥(洋菓子のストック冷蔵庫のある場所)の冷蔵機器に新型の物を増やしました。
厨房内の冷蔵庫などは新型に入れ替えるなどの交換を定期的に行っております。
商品をより良い状態でご提供するためです。